2009年12月26日土曜日

クーロンニョンな日々

シーアンモスドロップをご覧いただきましたみなさま、ご支援くださいましたみなさま、そして関係者のみなさま、どうもありがとうございました。

シーアンモスドロップ、無事公演修了いたしました!

こどもたちは人形たちと、劇場とどんな出会いだったのかな?
私は小さい頃から劇場という、いつもわくわくするものを見せてくれる場所が大好きでした。
観に来てくれたみんなはまたここに来たいって思ってくれたかな?

ひょっこりひょうたん島が好きだったこどもの頃は、まさか大きくなって自分が人形遣いをするなんて思ってもみませんでした。
そしてこんなに難しいなんて。
でもステキな人形たちのおかげで大変な稽古も楽しくやっていけました。ありがとう。

自分の部屋からドロシーが、団長が、マッシュがムツメがいなくなってやたらさみしいかんじがします。
人形たち使っていたものたちも「モノ」に戻ってしまったような気がして。

いつかまた一緒にバカンスにでかける日を、心待ちにしています。


クーロンニョン・ツー うえのともこでした。

2009年12月25日金曜日

再見!シーアン!

「シーアン・モス・ドロップ」 2009/12/23-24 @RAFT
観にきてくれたこどもの人も大人の人も、ありがとうございました。

人形劇を見るのがはじめての人もいたかな。
劇場に入るのがはじめての人もいたかもしれません。

クーロンニョンとクーロンニイの私たちにとっても、初めての人形劇でした。
もちろん人形の扱いはとっても難しくて、奥の深い技ですが
それはそれとして、とことん楽しかったー
なんなんでしょう、これは。お人形さんごっこの楽しさでしょうか。

お芝居の楽しさって、ごっこ遊びの楽しさと同じですもんね。

ごっこ遊びは、本当のことではないけれど、本当のこと以上に本気です。
本気で遊ぶのは、楽しいですね。

この企画に関わったスタッフのみなさんと、観てくれたみなさんに、ありがとう。
再見!
(太田麻希子)

人形たちとしばしのお別れ

「シーアン モス ドロップ」 全二日、5ステージの公演が無事終了しました。

いやー、楽しかった。

作っていく過程ではもちろんつらいこともあったけれど、とにかく楽しかった。

それはひとつには劇場に来てくれたこどもたちのおかげでもあります。彼らは見事にひとりひとりで、勝手に笑い、勝手に泣き、勝手に面白がり、勝手に飽きます。それは実はとても自然なことで、それこそ観客としてあるべき態度なのだと思います。

面白くないのに面白いふりをしない。面白いのにつまらないふりをしない。

舞台の上にいる僕たちも、そのことに巻き込まれることなく、こちらはこちらで自分たちの劇を楽しむ。

そこでもし、一瞬でも見ている側とやっている側の意識がふっとひとつに集中して、なにかが立ちあがったらそれはとても幸せなことなのではないでしょうか。

こどもだから、こどもにもわかるわかりやすいものをやる。それってこどもを馬鹿にした態度です。そんなのはつまらない。

今回「シーアン モス ドロップ」が証明したことは初めて聞く言葉やわからない内容があったって、こどもは面白ければ集中するという、当たり前といえば当たり前のことだったと思います。



さて、きのう帰るとき、妙に荷物が軽いなぁと思ったらそれは人形たちがいないからなのでした。

人形はひとまず、作演出であり今回の劇の企画者である菅野さんのもとに預けられます。人形たちと過ごした2ヶ月間、そばにいるのが当たり前になっていた人形がいないのは変な感じです。正直さびしい。

でも、きっとすぐ近いうちに再演があります。今回で終わるような作品じゃないと、出演者みずから言ってしまいます。

今回、このブログを読んでくださっていたけれど予定が合わずに見に来られなかった方、あるいはまた、見に来てくださって、もう一度見たい!と思ってくださった方、再演に向けてひきつづき「シーアン モス ドロップ」を応援してください。

劇場で、あるいはどこかの幼稚園で、保育園で、小学校で、もういちど物語の糸をつむげる日が来ることを願っています。

その日まで、人形たちとはしばしのおわかれ。

再見!

2009年12月23日水曜日

いよいよ初日の幕を開けます!!

明けて今日、いよいよ初日の幕を開けます。

セットを組み、照明が入り、音響が入ると、またググッとギアが入ります。

きっと、すばらしい作品になるはず。

本日11時の回と15時の回はおかげさまですでに超満員のご予約をいただいております。

19時の回はまだ若干余裕がございますので、いまからご予約される方はそちらをどうぞ。

クーロンニィ吉橋でした~。

2009年12月19日土曜日

写真日和

寒くなりました。オオタです。

本日午前中は、新宿区内某所の親子リズム会でちょっとだけプレビューパフォーマンスをさせていただきました。
人形が出てきて動き出すと、最初は「な、なにやつ!?」と用心深く遠巻きにしている子もいるのですが
最後はみんな仲良くなって一緒に写真におさまりました。
よしよし。

その後RAFTの来住くん、制作の増坂さんを交え、新宿某所のカレー屋さんでランチ。
ちなみに完全に私事ですが、そこでばったり友人に出会ったりしました。
びっくり。




帰り際、稽古場の近くの公園が素敵だったので、ここで人形の写真を撮ろうよってことに。
お天気もよくて撮影日和でありました。

ちょっとしたアイドル撮影会の雰囲気のドロシー&上野くん&捨て身カメラマンのカンノ女史。


ブランコに乗りながらポーズのケムリ君と、画面に収まらないところでサポートしてくれている上野くん。

2009年12月17日木曜日

コーヒーの値段は高くとも。

今日はぐっと冷え込みましたね。
あと一週間。風邪にはジキニンより葛根湯で即効治したいですね、うえのです。

本日の稽古場は以前私を迷わせた高級住宅地にある素朴な建物です。
稽古場近くで飲めるコーヒーはいつものとこより100円くらい高くて、えっっ!だけど、施設の方々がめっちゃいい方たちなのが魅力。

今日到着早々、「シーアンって中国の西安からでしょ!」っとおじさんが軽いジャブをいれてきた。そうだよ☆


人形指導のひとみ座藤川さんもちょっと迷子になったみたいでした。すいません。
いつもながら即座に人形、モノと仲良くなる藤川さん。尊敬、そしてすき。


その教えを余すことなく欠席の吉橋氏に伝えようと奮闘する演出・菅野さん。

菅野さんはとあるシーンでは振付家に。振りうつしをしてると見せかけマキコさんとパ・ド・ドゥ。
大忙しの菅野さんなのです。

最後には私のドロシーの断髪式まで。あぁドロシー、いつ、髪、伸びたの??


あ、ぼちぼち満席の日がではじめたようなので、チケットご予約はお早めに☆
われら劇場でお待ちしています!!

2009年12月15日火曜日

アダルトなけだるさ漂う挿入歌

稽古場に行くとそこに作曲の三入さんが!

この人形劇3つ目の劇中歌を作曲してきてくれました。

これがとってもアダルトなかっこいい曲なんだな。ジャズテイスト。

さらさらとこんないい曲を作ってこれちゃう梨沙ちゃん、尊敬。

いや、陰ではものすごい努力をしているかもしれないが、もしそうだとしてもそれを感じさせないところがすごい。
 
誰が、どの人形が歌うのか、それは見てのお楽しみ~。
 

そして、こちらはケムリ君がドロシーをお姫様だっこ。さぁてどんなシーンなんでしょうか。


2009年12月14日月曜日

名古屋土産




カンノ女史が名古屋から帰京。

東京は寒い、名古屋はあったかかった!

としきりにいうが、昨日は東京だってあったかかったんだい!
お土産のプリン。





何を隠そう、私プリン好き。
いそいそ食べようとしたら、ケムリ君が狙ってました。全部食べちゃだめよ。










二日間稽古オフだったので、留守番組のわれわれは小道具制作にいそしみました。
これなーんだ。
まだ制作途中であります。







(オオタ)










2009年12月11日金曜日

気になる彼女の気になるお部屋。

あ、あーテス、テス、うえのです。
今日はちょくちょくブログでも登場してる音楽担当、三入先生のご自宅にて録音作業から始まりました。

いやー彼女は色白美人さんなんですよ!
日光に当たらない生活をしてるに違いない!と思ったらその通りみたいっすよ。夜型。
そしてスラッと長身スレンダーな彼女。
何食べてんのかなー草とかかなー、と、思ったら、肉食らしいですよ!
ケーキをホールで夜中に食べるらしいっすよ!

世の男子諸君、三入メモに書き込みは済んだかしら?


さて、作・演出の菅野さんからも盗撮されまくりの三入さん宅から今度は劇場・ラフトに移動して稽古。

右の方がラフトの来住さん。左は三入ストーカーの菅野さん。


まだ写真公開が解禁されていないあのお人が登場する場面の稽古をしました。



ここで!



特別に手元のみ見せちゃいます。
誘惑されるタマさん。ちゃらりー。


そして2日間稽古は休み。
なぜならわれらが脚本家、菅野さんが名古屋入りするからですね!
『船酔いバッハ』演出も新たに上演されます。

みなさま是非劇場に足をお運びください☆


最後に録音のときのこんなショットを。
マキコさん、吉橋氏がお送りします、大人のバラード、録音風景ですっ。泣けるねっ。






2009年12月9日水曜日

よい人形劇は、なによりもまず健康的な食事から

吉橋です。

きょうは本番をやる劇場RAFTで稽古。

劇場で稽古させてもらえる機会が多いというのはありがたいことでござんす。

さて、本番が近付くにつれ、われわれ演劇に携わるものたちは圧倒的に外食もしくはコンビニ弁当の食事が増えてまいります。

そしてある者は口内炎になったりします。

そのある者ってぇのは私のことですが。

そんななか、今日は劇場主の来住さんに教えていただいた劇場そばのお惣菜屋さんで弁当を購入。


ジャン!




おかずもご飯もどれも手作り、家庭の味。


お弁当を頼むと、いったん店の奥に消えたおばさんが、あったかいご飯と生姜焼きを入れた弁当容器を持ってきて、


「嫌いなものはなにかありますか?」

などと聴きながら、お皿に並んだお惣菜からチョイスしていろいろ載せてくれる。


唐揚げ、なます、筑前煮、かぼちゃの煮つけ、卯の花、どんこ、里芋、豆、ふきのとう。

健康的。そしてなんといってもおいしい!!

600円とコンビニ弁当に比べるとちょっとお値段は張るが、それ以上の満足度がこのお弁当にはありました。

まるで、家でご飯を食べているよう。

よし、次から劇場に来た時のお昼ごはんは決まった。

2009年12月8日火曜日

旬女優ウエノ君



こんばんは。しばらくPCがクラッシュ、自分もクラッシュしていたオオタです。やっと復帰してまいりました。


今日は、シーアンチーム一「旬」な女優、上野智子さんをパチリ。

西の方で育ったそうで、母国語は関西弁。

関西弁のせりふではひときわイキイキしています。



そういやあ、吉橋くんは、女役のせりふがひときわイキイキしています。


・・・母国語?


そして、私の台本の上で未知との遭遇をしあっている「はらぺこ青虫」と「魚」。



今日も油断できない稽古場でした。

(オオタ)


雨、風邪にもマケズ。

そして冬の寒さにもマケズ!
寒くなってきましたね、皆様いかがお過ごしですか、うえのです。

今日は稽古開始30分前に人形遣いたちは申し合わせたように集合。気合ですね☆

そして人形製作をしてくださっている塩川さんもいらっしゃいました。
塩川さん、風邪をぶり返したご様子。見ました、薬を口に運ぶ姿を…うっうっありがとうございます。
そんななか新しい人形2体を作り、トラのタマさんにひげをつけて完成へ。


プロ魂です。




ぐぐっとまたかっこよくなるタマさん。テンション上がる一同。


稽古もどんどん進み…ますようにガンバリマス。


2009年12月7日月曜日

こわれかけのマキコ

稽古も佳境に入り、ランナーズ・ハイならぬ人形劇・ハイとでもいえるような状態にクーロンニョンとクーロンニィはなりつつあります。

きょうは、その症例のひとつをご覧いただきましょう。



その名も『ものを見るとそれを人形と見立てて動かしたくなる病』



クーロンニョン・ワーのまきこさん、
コーヒーをかき混ぜるスティックを手に取ると、なにやら動かし始めました。




















                                続いて、はらぺこ青虫の人形をスティックで挟み込み…


























とりゃ~。おいしそうな青虫♪じゅるりじゅるり♪

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こんな感じで人形とお友達になっていく私たち。
きっと、人形遣いにとって、これはいいことなはず…。
(吉橋)

2009年12月5日土曜日

代打・クーロンニョンフォー



代打・クーロンニョンフォー/作・演出の菅野直子です。
いつも、このブログでは、クーロンニョンたちがお世話になってます。
さて。
役なんですが。

クーロンニョン・ワー/太田麻希子
クーロンニョン・ツー/上野智子
クーロンニイ・スー/吉橋航也

ということになってまして。
今、ワーのPCがクラッシュしてるんで、ツーとスーだけで回してるんですが、今日は、ツーが居残り練がんばってまして、スーも他の仕事があるみたいなんで、ここで、カホゴといえば、クーロンニョンフォーのワタクシが担当いたします。

今日は、ひとみ座藤川和人さんがいらして下さいました。
ぐっと進んだ、ドロシーのシーン。途中で、マキコさんが、帰ったので、ワタクシ菅野が、代役に入りまして、上野君と一緒に、稽古をしました。

いつもは指示を出しているだけなんですが、「ほうほう、やるほうはこういうところが、やりにくいのか」と勉強になりました。
人形使い同士の交通整理、これが難しいですね。

写真は、先日のプレ公演のために、マキコ女史と私が練習してます。赤いカーディガンがワタシ。そして、アイドルマキコ女史。
星が降ってくるシーンです。では、またまた。

2009年12月3日木曜日

プレビュー!!!

今日はわれらが初陣でした。
というのは、こどもたちの前でちょっとしたワークショップアーンドパフォーマンスをする機会をいただいたのです!
そしてこちらはわれらが隊長菅野氏とミンバリン様。
詳細は菅野せんせいのブログに書いてあることでしょう。なので割愛、あえて。
いや、しかし一筋縄ではいかないものですなぁ。お子様方というのは。世のおかあさんを尊敬。
でも思ったよりパフォーマンスが始まればおとなしく見ていてくれたみたいです。
2,3歳の子たちだったけど雰囲気とかは伝わるんだなぁ。なるほど。
その後は実際の劇場を使わせていただき稽古。
こちらは劇場のピアノを弾く作曲家・三入さん。

いつもの稽古場を離れていろいろした一日。
本番に向けて気持ち新たにたのしくなりました。楽しみです、完成したシーアンとみなさまの反応が。
嬉しくて今日はいろいろ写真撮りまくったので、いっぱい公開しちゃいました。
あ、ラフトの来住さん差し入れありがとうございました!むさぼりたべました。