2010年3月15日月曜日

シーアンin長野プレ終了!



行ってきました長野県!
うわーなーに!すごいいいとこ!!
というテンション上がりまくるステキ劇場でした『すずの音ホール』
なんでもこちらはスズムシの里的なところなんだとか。

長野、なんといってもこどもたちがほんとにキラキラしてるのが印象的。
そして人懐っこい。人形たちともすごい勢いでコミュニケーション。

野外保育のこどもたち。自然とともに育つっていいなあ。
そのステキな笑顔はカンノさんかアップするはず。
休憩時間にはみんなとピクニックご飯したり、東京ではできなかったこどもたちとの時間を過ごせてよかった。

野外保育をされている渡辺さんのお宅に泊まらせていただいたのですが、こちらがまたとってもステキなところ☆
暖炉でクッキング、そして息子さん夫妻がやってらっしゃるパン屋さんのパンたちがまた絶品においしくて!
子どもたちと取りに行った桑の実のジャムとか、ひとつひとつエピソードまでステキでした。
あとは写真をご覧いただき長野のステキさを感じていただきたいな、と。
あ、こちらは終始ドライバーを務めてくださった、クーロンニィ吉橋氏です。
腰痛くなっちゃうからね、ベルトを巻いてっと。
細い身体がより細く見えます。ステキですね。


最後は東京に戻って作りたくなったロールケーキです。
カンノさんのケーキも焼ける女・うえの情報が完全に最近ひとり歩きしてるので。
ハイ、正真正銘のロールケーキも作れる人形遣い・うえのでしたっと。

2010年3月12日金曜日

東京での最後の稽古

旅公演版にするため、新たな装置登場。

というか、勝手に登場するわけはないので作成。菅野さんが徹夜で。

稽古場までの道中、その装置を持って移動する様は、異様といえば異様、滑稽といえば滑稽。

これは電車で運ぶのは無理だろう。ということで、家族とひと悶着の末、我が家の車を出すことに。

楽しいな。ドライブ。

楽しいな。旅公演。

今回はシーアンモスドロップを全編やるのではなく、冒頭だけやってあとは夏にまた来ますという予告編的な公演。ということは、これで面白そうと思ってもらわなければ、夏の公演に響く。

そう考えるとプレッシャーだが、そう考えないことにする。目の前のことに集中。

で、シーアン予告編以外にも地元の方の詩の朗読に合わせて上野・吉橋が動くという企画があるのだが、それは現地でパパパと合わせて本番を迎えるらしい。どちらかというとそっちのほうがドキドキ。

2010年3月7日日曜日

再演って

すっかりケムリくんにお引越ししました、うえのです。
なーんかやっぱ人形それぞれに個性があってムズカシイなぁ。

でもなんかケムリくんはお顔がすごいニュートラルなので、ひとりで遊んでるとめっちゃたのしいってこと発見。


「わ、なにいまのめっちゃいいじゃん!」

とか言って、ひとりでお部屋にこもるわたし、26歳女子ですがなにか?


わたし再演ものってたぶん初めてなんですが、一回かたちにしてる分どこか余裕?みたいな?あそべる部分がみえておもしろい!

いや、わたしは初役なのでそれなりに必死ですけどー。
そしてカンノさんも今回は出演します!
こちらも大変みたいで、ちょいちょい壊れます。


マッシュ先生による閉会式が行われ、今日の稽古はおわりました。

先生さようなら、みなさんさようなら。




2010年3月5日金曜日

帰ってきたクーロンニィマン

しばらくこのブログを見ない間に、なんか女子女子って感じのかわいらしいものになっていてびっくり。

その女子の空間に土足で上がりこみますぜ、クーロンニィ。

おひさしぶりです。吉橋です。

長野でシーアンの予告編を上演することになって急きょ召喚されました。

みなさまがスピンオフ「サバンナななな」をやっている間は、私は本拠地たる劇団東京乾電池で3本、本番を乗り越えておりました。

今回、また合流できて本望でございます。

てか、久しぶりだぜタマ!!

今日、稽古初日。菅野さんはいったいなにをしているんでしょう…。

うえのともこ 0304

『サバンなななの窓』無事終了しました!

昨日は途中からハイ状態に陥っていたのであまり記憶がなく、なんかもう遠い日のことのように感じる本番。


サバンななな、個人的にすごい好きだったなー。カフェとかで夜公演とかしたい。
追ーいかけて、追ーいかけてもつかめないものばーかりさー
時間ないなかヨシコさん、みずきさんら職人たちの手によってザックザックと形になってゆきました。

はい、もちろんカンノさんも。仙人なの?
でも本当はヒトなはずなので、寝てください。食べてください。
みなさまどうも有難うございましたー。

そして私は今日からケムーリくんと寝食ともにする日々となります。
まってろ長野県!さようなら、ZUZUZU。

そんなこんなで今我が家には人形たちそろい踏みしております。
ここぞとばかり、激写激写!!








YOSHIKO 0304、WS当日。

泣いても笑ってもギリギリでも、本番はやってきます。

当初、裏方かと思って参加したこの企画も、気が付けば何かしらの演技を要求される場所にいました、笑。アテクシは本来、極度の人見知りで、なるべく目立たないように本を読み絵を描いている人間なのですが、 直子さんに鍛えられていろんな意味で度胸がついてきました。

肝が座ってきた、ってゆーんですか。



しかし、『サバンなななの窓』は菅野直子渾身の力作ですから、このきらりと光る小作品を何とか形にしたい、という思いで当日を迎えました。

上野さんのZUZUZUもいい女に仕上がってきているし、ふたりのパワーに後押しされて、私も駆け抜けることができているんだと思います。ありがとう、あなたたち。





子どもたちとの布を使ったワークショップを盛り上げる直子さん。この布遊びは、人形劇への導入にもなっているのでした。

子どもたち、動きがある遊びに表情が輝いていましたよ。


人形劇はちょっと大人っぽい物語だったけれども、終わってから「楽しかった―」とふすま越しに顔をのぞかせてくれた子どもがいて、とても嬉しかったです。やはりダントツ子ども受けするのは、虎のタマみたい。

ママたちはZUZUZUの物語に引き込まれているように感じられました。大人にはぐっとくる物語です。ううっ、泣けるぜ。



写真は終了後の、魂の抜けたひとたちの様子。なんだか、二人とも無防備な姿をさらけ出しちゃっててかわいい。人間のこういう姿に魅力を感じる私は、結構マニアック。

YOSHIKO 「WS前日の風景」

直子さん大荷物。
すのこや大きな鏡やパソコンやその他なんやかやを持って、どんなふうに自転車をこいでいるんだろうとはなはだ不思議。
まさに、マジックです。

稽古場の隣の和室ではヨガ教室が行われていたらしいけれど、こちとら時間が差し迫っておりますゆえ、ノコギリぎこぎこ、電気ドリルがーがーいわせて作業しておりました。メディテーションを乱しまくる我々。

「新しく生まれてくる魂と、ノコギリを持つ女 」というタイトルの写真が撮れました。まだこの世に生まれいずる前のマリモフくんが、男前にすのこを切断していく女を見守っているの図。



もう一枚は、もうだめだー!!! と畳に突っ伏すの図。
直子さん、通しで稽古してみて手が足りないことに気づいた模様。「誰だ、これを書いたのは! 」と叫んだ後、ばったりとその場にふしました。
……しかし、時間は無慈悲にも差し迫ってきているので、気の済むまで突っ伏した後は、力技でねじ伏せていくのでありました。

人生の一つの重要なワードになりつつあるよ、「ねじ伏せる」。さてさて、本番ではねじ伏せることができたでありましょうか?

2010年3月3日水曜日

うえのともこ 0303

こちらは稽古場にて道具つくり真っ最中の職人カンノ氏。
本番は明日なんですか、そうですか。

まぁでもなんだか形みえましたよね。
そんな突貫作業の今日。つめこんだなぁ。
そして今日もカンノさんの仕事量と荷物量はハンパない。

とあるパリのアパルトマンでおこる待つ女と貧民たちのお話。
あ、なんだかステキな話になっとるやないのー!といちいち感動する稽古場。

あぁ睡眠不足。


明日3歳の子たちにもわかってもらえるかなー?
想像妊娠してがんばろうと思います。

2010年3月2日火曜日

うえのともこ 0302

明日はひなまつりかぁ。
私の卒業した高校では毎年ひなまつりの日に卒業式をするという風習があります。
女子高だからね。
うっかりしてると卒業から10年とか経っちゃうなぁ。ふふふふふ。


そんな今日、台本が上がってきました!

はぃ、やばい、なにこれいい話!泣いちゃうよー。ジブリで映画化、できちゃうよ。どうかしら駿さん。


今回はがっつりカンノさんも出演なので、書く仕事が終わったかと思いきや今度は動かす方にエネルギーを燃やすのです。

そんななかでもセリフ直しとかいれていくのです。

そんな仕事の抱え込みにも脱帽ですけど、私はいつもありえない量の荷物をつみこんで自転車を走らせていく姿に尊敬のマナザシ、送ってます密かに。

YOSHIKO 0301

夜の稽古に、娘・ミルキーを連れていきました。
きれいな色の布に大はしゃぎする娘。

稽古場に直子さんから「降りた」とメールが入りました。
な、な、な、何が降りた? ドキドキしながら待っていると、瞳をキラキラ輝かせながら作家がご登場。
新たに書き下ろしたばかりの、まだ湯気の立っている台本を読み合わせて、降りたものについての説明がありました。
うわーお。素敵……でもどうやって?

「うわーお。素敵……でもどうやって?」の多い現場です。
直子さんの頭の中のイメージが簡単に取り出せる装置がほしいです。

みずきさんのコラージュがとっても素敵な仕上がりになりました。
私も気合を入れて仕上げなくっちゃ。美しい夢のために。

2010年3月1日月曜日

中村みずき 0301

     


「キリン!」と叫んで菅野さんが登場するやいなや、本日も目まぐるしくどんどんと、サバンなななへと続く情景が立ち表れてゆきます。
まるでマジックを見ているよう。全速力でも追いつかない・・・ぜぇぜえ。
中村みずき

上野智子 0301


























こんばんは、うえのです。
サバンなななはどんどんと仕掛けとか増えて、もはやみんな何本手があれば足りるのやらー。
菅野せんせいはなんかアイディアが降りてくると、ハッとか息のんで顔がきらめいてひとりで拍手とかしだすのですが、技術チームがそれをみるとびくっとおののくのを私は知っています。わたしは慣れました。
でもステキなおはなしになりそう☆
早く全貌が知りたいなっとー。
うちの愛犬(コッカー、♂かみぐせあり)は、ドロシーには興味示さなかったくせにZUZUZUには自ら近寄ってふんふん匂い嗅いでました。
わかんのかなー色気が。ZUZUZUに色気わけてほしいわー。恋する乙女感て何かしら?そんなことを思う雨の帰り道です。傘がない。